イカとナスのトマト煮

イカとナスをトマトでサッと煮込んでイタリア風に(写真右下)。
温かくても、冷たくても美味しいです。
バゲットを添えて煮汁をつけながら頂いても、パスタにかけても(写真左上)美味しいですよ!!
材料にはありませんが、ゆでた枝豆を散らしたり、バジルの葉を散らして頂くと彩りがきれいです。

調理手順

1. イカはワタを抜いて軟骨を取りよく洗い、皮をむかずに、胴は1cm幅に、足は2～3本ずつに切ります。
   イカが大きい場合は足はこれには使わずに、ぶつ切りにしたワタと一緒にフライパンで焼いても美味しいです。
   フライパンに油を少々入れ熱くなったら食べやすい大きさに切った足とワタを入れ炒めます。
   お好みで日本酒を少々加え、ゲソにもワタにも充分に火が通ったら醤油を少々たらして出来上がり！(写真右上)
2. 玉ねぎをあらみじんに切り、ニンニクはみじん切りにしフライパンに入れます。
   オリーブオイルを加え、弱火にかけます。
3. トマトはざく切りに、ナスは乱切りにし、ナスに塩少々を振っておきます。
4. 玉ねぎ等が透明になり、香りがしてきたら強火にし、ナスを入れ炒めます。
   ナス全体に油が絡まったら、トマトを入れ、サッと炒めます。
   沸騰してきたら火をやや弱め、ローリエを入れ8～10分ほど煮ます。
5. イカを入れ、塩･コショウで味を調え、お好みでブイヨンを加えて煮ます。
   イカに火が通ったら出来上がりです。

イカをさばく！

1. イカの胴の中に手を入れ、足とくっついている部分を外します。
2. 足を引っ張って、足とくっついているワタを破らない様に抜き取ります。
3. 取り出した足とワタの部分は目の上と下で切り離し、ワタと足に分けます。
   
   真中の目がついている部分は捨てます。
   切り離した目の部分に口が付いている場合は、足の真ん中の部分に丸く穴がきます。
   足の真ん中に穴が開いていない場合は、そこに口が残っているので、手で押して丸い球の様な口の部分を取り出し捨てます。
   口の中には2つの黒いくちばしの様なものが入っています。
   これがトンビとカラスと呼ばれる部分です。食べない所です。
   

イカの寄生虫

イカには、アニサキス・ニベリニア等の寄生虫がよく付いています。
白い糸の様なもの、白い米粒の様なものは、取り除きます。
70℃以上で1分以上加熱したり、マイナス20℃以下で24時間以上冷凍すると死にます。
イカをさばく時に使ったまな板や包丁はよく洗ってから、沸騰した熱湯をかけて下さい。
(給湯器では、温度が低いです。）